IT'S MY LIFEとソマリと森の神様を読んだ

評価:
ノース・スターズ・ピクチャーズ
(2016-01-20)

片や、元騎士の人間と、魔法を得意とする稀少種族の娘の、一軒家での生活。

片や、森を守るゴーレムと、元奴隷(たぶん)の人間の娘の、人間を探す旅。

そんな父娘のファンタジー漫画。方向性は、けっこう違うけど、どっちもいい雰囲気で気に入った。

イッツマイライフは4巻まで、ソマリと森の神様は1巻まで出てた。
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棺担ぎのクロを読む

5〜6月のゲーム三昧も一段落。仕事の方は、ギリギリ残業の必要ない程度の忙しさの日々。

そんな中、たまにはKindleで漫画以外の本でも買おうと、何冊か実用的な本を買った、合間に買った漫画。


どこかで見た絵柄だなー、と思ったら、ユグドラ・ユニオンとかのキャラデザの人だった。
高校の時に、GBAのリヴィエラは遊んでて、同社のユグドラは、気になってたけどやってはなかった。

4コマ形式で綴られる、主人公のクロと蝙蝠のセン、ニジュクとサンジュの旅の話。
加えて、ストーリーの時系列はバラバラで、少しづつ、事実が明らかになっていく形式なので、気楽に読める。

現在5巻まで出てて、ゆっくり買い進めて全部読んだ。絵柄にふさわしい物語的というか詩的というか、そんな雰囲気。
序盤というか、第一話だけ、方向性が定まって無い感があった。クロの性別も決まってなかったんじゃないかと思ったり。


いつ終わるとも知れないけど、気楽に続きを待つとする。
 
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Kindle版リンドバーグ(8)、二年越しの最終巻

評価:
小学館
(2015-06-19)
コメント:人と竜と空の王道ファンタジー、Kindle版がやっと完結!

ずっと最終巻だけKindle版が出ていなかった、リンドバーグ。7巻からずっとスタンバって、まさかの二年越しで発売だよ!
遅すぎるわ!なにやってんだ小学館!まぁ、出てくれてよかった。

せっかくなので、1〜8巻、Kindle版を一から読み直してみたけど、二部が駆け足なこと以外、やっぱり面白いリンドバーグ。
感想としては、おおむね、二年前と同じだけど、絵も好きだし、キャラも良キャラ揃いだし、前半はテンポも程よい。

7巻ラストで、衝撃の登場をしたラスボスや、その他の残った謎もほぼほぼ8巻で回収され、よ〜っやく、スッキリした。

シャークの過去や、ニットのこれからについては、作中で語られてる内容で満足だけど、サブキャラたちの活躍はもっと見たかった。
黒薔薇七銃士隊も、直に対決したのは一部だけだし、ライバルのキリオもあんまり相対してなかった…でも4回は戦ったか。
戦ったタイミングというか、間隔が短すぎて、あんまり長年のライバルって感じになってなかったな。
やっぱ二部で、ゆっくり七銃士隊との戦いつつ、もうちょい世界について描かれてたら、全体の尺的にも、程良くなってた気がする。

今回、二年も立って、いきなり最終巻が出されたけど、このタイミングなのは、たぶん、ゲッサンで同作者の「恋情デスペラード」の連載が始まったからなんだろう。こっちも楽しみ。ちゃんとKindle版も、紙版と同じくらいのタイミングで出て欲しい。
 
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セキツイハウスを読んだ

セキツイハウス (2) (電撃コミックスNEXT)
セキツイハウス (2) (電撃コミックスNEXT)

3人の行商人が、殺風景な町にやってきて、いろいろとすっごいモノを、町民に売ってアレコレ起こる感じのお話。

ユルさと毒々しさが入り混じった、独特さなキャラクター達と雰囲気が、おもしろかった漫画だけど、残念ながら、この2巻で完結。

舞台の切々町自体が、道を外れた人が集まりやすいらしく、全体的に、マイナー、マイノリティーへのシンパシーがある。
行商の一人、ユキズリの「不人気キャラに入れ込むタイプ」というセリフからも、そういうのを感じる
むしろ、マイノリティーの中の、さらにマイノリティーな人間でないと、この漫画は共感できない気がする。

究極的な個人主義というか、協調性とか常識とか、世の中のあまねくマジョリティにケンカ売ってる感がある。(特にラスト)
マイノリティーも、マイノリティー同士で、協調とかするけど、そこからさらに更に個性を求めるような。

1本のストーリーのようなものは、ぶっちゃけ、無いので、盛り上げったりする話もない。
あえて言うなら、ちょっと語られたセキツイハウスの昔の姿とか、ほぼ語られなかった行商の3人の出会いとかが、話の縦軸っぽい。
連載が続いてたら、そういう話もあったかも。ていうか、見たみたかった…。

でも、ユル毒っぷりが、魅力でもあったので、やっぱり盛り上がる様な話は、連載続いてもなかったかも。あってもよかったけど。

キャラクターは、造形も性格も、どれも個性的すぎてイイ。万事が楽しすぎて不眠のマクラハが一番、シンパシーを感じた。
あと、一番、人間離れしてるのに常識人と見せかけてやっぱり常識が吹っ飛んでるススメとかも。

どうにもうまく言えないが、読んでいてすごく落ち着く漫画だった。
 
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SEDOUKAと瑪瑙之竜を読む

評価:
ワニマガジン社
(2013-10-23)
コメント:ドーモ、マドカ=サン、ジュウジローです。

評価:
エンターブレイン
(2010-09-15)
コメント:海外ドラマ+ジャパニーズコミック

世界樹と不思議のダンジョンを、やっとスタッフロールまで進めた今日このごろ(終わってはいない)。

世界樹シリーズのモンスターデザインを手がけている、長澤真さんの描く漫画が、Kindleで出てると知って、買ってみた。

「SEDOUKA ー旋頭歌ー」と、「瑪瑙之竜」全4巻。

長澤さんは、アメコミでも、Shin Jason Nagasawaとして、執筆してるそうで、この2冊も、日米のセンスが融合した感じがいい。
 
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タケヲちゃん物怪録を読む

評価:
小学館
(2013-06-04)
コメント:不幸な少女が、少しづつ幸せを知っていくハートフルストーリー

いいかげん、連載中の作品だけで、Kindleの容量がいっぱいになりそうなこの頃。

「物怪録(ブッカイロク、或いはモノノケロク)という響きに惹かれ、タケヲちゃん物怪録を最新の6巻まで購入。

(妖怪といえば、今は流行りのアレなんだけど、腹巻きの猫くらいしか知らない。少しは怪談ぽさはあるのだろうか。)


幸せを知らない少女・タケヲちゃんが、妖怪だらけの百鬼荘に住むことになり、アレコレあって、少しづつ幸せを知ってく物語。

何事にも動じない第1話から、少しづつ感情豊かになっていくタケヲちゃんが、見ていて楽しい。

ほぼ元ネタまんまなニャンポコとか、夜は墓場で運動会とか、何歳向けなのかと思うパロディーも散見。

そして、作者独特の特徴的な絵柄、カラーも惹かれた理由のひとつ。あと、手書きフォントもいい。

「おまえは死んでしまったのさ!」とか「本当に死んでよかったー」とか「どいつもこいつも幸せになれ!」とか。

絵と相まって、ひときわ印象付けてくれる。


このマンガ自体の元ネタは、あとがきとか、本編でも言及されてるけど、広島の怪談「稲生物怪録」。

こういう、伝承とか民話とか、マイナー気味な昔話もけっこう好き。日本に限らず。


最終巻は次の7巻、紙版で11月発売。Kindle版も早く出て欲しい。同時に出てくれないかな。

そして、同じゲッサンの、リンドバーグの最終巻もとっくに出てるんだから出して欲しい。


なお、電子書籍としてのみ、タケヲちゃん作者の「とよ田みのるカラーワークス」なんてのも発売されてる。

作中のカラー絵や、カバー下・作者自画像も収録。全部でないみたいだし、電子版のコミックスに普通につけて欲しいけど

ていうか、タケヲちゃんの最終巻控えてるんだから、寧ろ、それといっしょに出せばよかったんじゃないかと思った。

6巻までに出てないイラストもあったので、おそらく雑誌で掲載済みのものは、7巻分も含んでるぽいけど。

まぁ、こういう形で、買えるもいいかもしれない。


電子書籍もだいぶ、普及してきたけど、各出版社で対応はマチマチ。

折り込みやカバー下まで掲載、カラーページはカラーで…をデフォルトにして欲しい。ホント。できれば紙版と同時発売で。
 
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楽園の泉



幼年期の終わり、海底牧場に続くアーサー・C・クラークのSFを読んだ。軌道エレベーターを建造するお話。

と思ってたら、外宇宙からの来訪者とか、古代の王族とか、様々な要素も同時に語られていく。

マハ・テーロて、海底牧場にも出てきたけど、関係有るのか無いのか?無いのか。


そのマハ・テーロ氏、海底牧場では、「いずれ人類が、高度な文明を持つ地球外生命体と出会った時、

どのような扱いを受けるかは、これまで人類が他の生物に大して、どのような行いをしてきたかで変わる」的なことを

おっしゃってた。

今作では、スターホルム人が地球に対して接触を図ってくるわけですが、邂逅の後の話は、エピローグで、

断片的にしか語られてはいない。が、人類はもう、エレベーターでほとんど地球を出ちゃったらしい。


さて、メガネ僧侶や異星人もいいけど、本編のエレベーター建造の話もリアリティでとてもいい。

資金繰り、立地確保、実証実験、世論対策などなど、軌道エレベーターは登場する話は数あれど、そこに

ここまでドラマが描かれるのはこの作品以降、もうないだろう。

ある意味、あらゆる話に出てくる軌道エレベーターは、この小説の主人公であるモーガンが建造したとも言えるのではないか。

 
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月は無慈悲な夜の女王

評価:
早川書房
(2013-06-25)
コメント:月の革命と意思ある機械の物語

「わたしは、生きているのですか?」

ひさびさの古典SF小説。世界樹の迷宮を始めとした、ゲームの元ネタとかにもよく使われてる印象。
小説はザーッと読んで、雰囲気で理解してる。細部まで読むと疲れる、というか、古典海外小説は、普通に読みづらいし。
けっこう読み終えるのに、時間をかけたせいもあって、序盤は忘れかけ。だいたい↓こんな話だった、はず。


月世界の技術者、マヌエルは、自分の整備しているコンピューターに、意思の様なものが生まれ始めているのを感じていた。
それを人には話したりはせず、マイクと名付けたコンピューターと二人は会話し、いろいろなことを教えていた。

囚人を送り込む監獄を始まりとした月世界。それ故に、地球からは理不尽な扱いを受け続けており、反乱の兆しがあった。
技術者のマヌエルは、たまたま反乱の集会に巻き込まれ、反乱分子の一人、ワイオと関わりを持ち、行政府に追われる事に。
ワイオと共に脱走したマヌエルは、ワイオをマイク、そして恩師のデラパス教授に引き合わせる。
そして、4人は革命について話し合い、マイクは革命の成功率を「7にひとつ」と結論。革命の計画が始まる。

民衆の反乱ムードを高め、慎重に進められる革命計画。話し相手が増え、ますます人間らしくなるマイク。
遂には、リアルタイムのCGを用いてテレビの前に現れ、「アダム・セレーネ」を名乗り、革命の代表者となる。
そんな折、行政府の私兵による、婦女暴行事件が起きる。これを機として表立った革命が勃発。
結果、無血革命は成功。月世界から、行政府は消滅することになる。

地球からの完全な独立のため、地球を訪問するマヌエルとデラパス教授。が、明確な成果は残せず月に帰還。
その後、地球は月へ攻撃を行う。多くの犠牲が出る中、月も地球へマスドライバーを用いた隕石攻撃。
水爆で月を攻撃する地球の船、マイクの計算能力によって、地表に宣言通りの正確な隕石攻撃を行う月。
熾烈な争いの末、地球からの独立に成功する月世界。その勝利宣言の中、デラパス教授は息を引き取る。
そして、攻撃のせいなのか、マイクはただの機械に戻り、二度と人間らしさを表すことはなかった。


やっぱり100秒じゃ伝えられない面白さ。全ては最終章の…ではなくて。

他にも、地球とは違う月世界の常識とか、書き込まれてる部分もあったけど、大筋、こんな感じだったはず。

やっぱマイクいいキャラ。人格が芽生えたAIサイッコー。この小説、それに尽きる。いやもちろん月の革命もいいけど。
最初に書いた、ワイオから生きていると言われたマイクのセリフなんかは本当にいい。

しかし、最後はあっけなく、何か言い残したりでもなく…。
最後のマヌエルとの会話で、マヌエルから「疲れてるみたいだぜ」と、死亡フラグ臭いことは言われてた。
これが最後とは読んでる時には思わなかったよ…。

さて、次はどんな小説を読もうかな。どこかにまた、いいSF小説でもないものかな。
なんたって、オレはまだ100歳にもなってないんだからな。
 
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アイアンナイト

評価:
屋宜 知宏
集英社
(2014-04-04)
コメント:アメコミっぽいジャンプ漫画

先週、惜しくも打ち切りになってしまったアイアンナイトのコミックスが出たので珍しく紙で購入。場所取らんだろうし…。

あらすじ
突然、世界中の人間が異形の怪物ゴブリンになり、残りの人類を虐殺して文明崩壊。
警官の息子で正義感に厚い主人公の鉄平も、ゴブリンになるものの、正義感は保ち、残された人を守るためゴブリンたちと戦う。


アイアンナイトのひとつ前に始まった、第1話の展開が酷似したHACHIよりは、連載が長引いたが、1年持たず。
「1年後」って展開になった時、ギャー終わったー!と思ったらまさかの続投。と思ったら。やっぱりダメでした。

1巻を改めて読みなおすと、1話目の詰め込みぶりすげーな。読みきりレベル。実際、終わり方もそんな感じ。
打ち切りの最終回の終わり方が1話の最後と重ねてるのにも改めて気づく。

ジャンプ漫画のPSYRENとも、近い空気を持つ漫画だったけど、あっちはクライマックス以外は割りとゆっくり書いてたなぁ。
2巻まで、主人公たちの超能力はまだ出ないし、1巻の最後まではホントに生き残るのに全力って感じだったし。
アイアンナイトは、1話の詰め込みぶりと比べ、以降が丁寧すぎるくらい、ゆっくりだったり、薄くなってたりしたような。
誰もいないコンビニで食料買ったり、死者埋葬してたりする辺りは丁寧だなーと感じた。1話の急ぶりのせいもあるか。

ちなみにPSYRENは全16巻。アイアンナイトがアメコミなら、PSYRENは海外ドラマって雰囲気。

アイアンナイトの好きだったのところと言ったら、まず、絵かな。主人公の変身後の姿の無骨ぶりとか、仲間のウサギとか。
あと、鉄を鋳造して戦うというのも好きだった。ちょっとづつ鋳造技術が上がって、武器が進歩していくのが期待できたし。
もしくは、サガフロ2のギュスターヴの剣的な、ひとつの武器を鍛えて強くしていくようなのも期待してた。


3巻は描き下ろしもあるらしいので、それも期待して待ちましょうか。
ついでに、巻のカバーには、パロ4コマ付き。こういうの、今のジャンプ電子書籍では、まだ載せてないんだろうな。
 
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戦国妖狐

評価:
(2012-10-25)
コメント:ベタか王道か、人と妖の物語

いよいよKindleの容量12Gが1Gを切る。本体を買い足すか、消していくか。


さて、この戦国妖狐、1巻が0円だったので購入。基本、買ったら最終巻まで付き合うスタンスなので、これは罠だ。
Kindleのサンプルはほとんど中身を見れないので、こういう形式の方が売れるのかもしれないけど。


内容は、よくあるっちゃよくある妖怪と人間のお話。前に読んだ精怪異聞をバトル物にした感じ。

主人公は人間嫌いの道士・迅火、そして義姉弟の契りを結んだ姉の仙狐・たま。
戦闘では、たまの血を吸って迅火が精霊転化を行い、棒術と五行の力で戦う。鬼門封じは別に使わない。

絵はまぁまぁ。話は若干、読みづらかったり何が起こったんだとなることがある。

Kindleでジャンプ以外のマンガも読むようになって気づくが、ジャンプで話がそういう風に感じることがほとんどない。
やっぱ、違うんだなぁ。安定感というか。

そんなこんなで、特段、面白れー!てわけでもなく読み進めてた。可もなく不可もないというか。
が、途中で「第一部・完」となり、時は流れて主人公もかわり、新展開へ。
こういう展開、スキなんだよなぁ。続編でなく、あくまで時間を経ての新展開ってのが。
個人的には、はっきりと「第一部・完」と書かれるより、「数年後」とかさりげないくらいがベストだけど。

第二部では、主人公の仲間の一人が成長して、新主人公達一行の牽引役というか保護者役に。
この仲間も第一部では、ヘタレだったのが、ずいぶん強くなってていい感じ。そして決して立派に成り過ぎてないのもいい。

現在、Kindleでは10巻まで発売中。呼んだのは7巻まで。紙では12巻まで。
第二部がどこまであるのか、第三部もあるのか。それなりに楽しみに最後まで読み通すつもり。
 
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